THEME 02 BUSINESS MODEL ー ビジネスモデル ー
WORK FLOW
Vol.05/06
WORK FLOW
Vol.05/06
運用する
お預かりした大切な保険料を
基に、
長期的に安定した
資産構築を目指す。
INTERVIEWEE
七井 邦彦 Kunihiko Nanai
財務部 証券管理グループ※インタビュー当日の所属
この仕事の概要
長期的に安定した
収益確保を目指して。
将来にわたって生命保険契約を通じた保障をお客さまに提供するために、「運用する」フェーズでは、お客さまからお預かりした大切な保険料を長期安定的に運用します。社内の資産運用部門が中心となって行うこのフェーズでは、安全性を基本としつつ、長期的に安定した収益を確保できる資産構築を目指し、国内公社債への投資を軸とした資産運用を行っています。運用は国内公社債への投資が軸となっており、2020年度末の総資産の内、国内公社債の残高が占める割合は89.4%となっています。
各種リスクへの対処
および財務健全性も担う。
また、お客さまへ長期にわたり安定的に生命保険契約を通じた保障を提供するために、事業を取り巻くリスクへの適切な対処および財務の健全性の維持・向上を図っています。
例えば、リスク管理にあたっては、会社全体のリスクを統合的に管理する「リスク管理委員会」を設置すると共に、各種リスクに関してそれぞれを専門的に管理する委員会を設置するなどしています。
この仕事に関わる部門・部署・職種
「運用する」フェーズは財務部が担っており、「証券投資グループ」と「証券管理グループ」の2つに分かれています。
「証券投資グループ」では、保険商品の特性を分析したうえで保険の販売・解約、金融市場の動向を総合的に判断し有価証券の売買執行などを行う有価証券投資業務と、ポートフォリオの状況把握や保有銘柄のクレジット分析などを行うポートフォリオ・マネジメント業務に分かれています。
「証券管理グループ」では、「証券投資グループ」の有価証券投資業務後に行う事務的な約定処理業務と、保有している有価証券の日々の残高や時価の確認、利息・配当金収入の管理を行う有価証券の残高・収益管理業務に分かれます。
このような業務はディスクローズ資料の作成や収支計画、ストレステストへの対応などにも関わってくるため、約定処理業務と同様に正確性が求められます。
仕事をする上で大切にしていること
長期的に安定した収益を確保できる資産構築は、ご契約頂いているお客さまへの安心に繋がり、ひいてはご契約の継続にも直結します。その意味で、私たちが担っているのはフコクしんらい生命の信頼そのものであり、どの仕事も手を抜くことはできません。
また、政治や経済・金融市場の動向は絶えず変化をしているため、そのような変化に対応することも大切です。当社では、財務部を中心にリスク管理部といった関連部門とも連携を取りながら、最新の経済・金融市場の動向を見据えて戦略を練り、お客さまからお預かりしている大切な保険料を基にした、最適な運用・管理を行っています。