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THEME 02 BUSINESS MODEL ー ビジネスモデル ー

WORK FLOW

Vol.01/06

新しい豊かさと安心を生み出す、
これまでにない生命保険商品を企画するために。

INTERVIEWEE

森中 智史 Morinaka Satoshi

商品開発部 商品数理グループ

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この仕事の概要

競合、市場、現場。
様々な声に耳を傾け、
企画を練る。

「作る」フェーズにあたる商品開発は、大きく「企画」「商品開発」「認可取得」の3プロセスで構成されています。最初のプロセスにあたる「企画」では、競合他社が展開している商品の動向や市場の調査を行います。また、私たちが大切にしているのが、当社の商品を取り扱っている販売代理店から寄せられる生の声です。実際にお客さまと接している現場からの意見は時に厳しくありながらも、開発の大きなヒントとなるため、先のマーケティング情報と併せて、新商品の企画の参考にしています。

社内外の関係者と連携し、
商品を作っていく。

「次プロセスとなる「商品開発」では、「企画」プロセスを通じてできあがったプランをもとに、社内の関連部門や経営陣と協議して商品内容を定めます。また、その際に重要なのが、お客さまにとっての商品の値段となる“保険料”の決定。商品の人気を左右するポイントであり、会社全体の経営にも影響する部分でもあるため、専門の部署と連携して検討します。
最終プロセスとなる「認可取得」では、各種概要が決定した生命保険商品について、金融庁の担当官へ商品説明を行います。新たな生命保険商品を販売するためには金融庁の認可が必要であり、その認可取得のための業務になります。こうして、当社の「作る」フェーズは完了します。

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この仕事に関わる部門・部署・職種

連携する他部門は、大きく分けて4つ。「営業部門」「事務部門」「運用部門」「収益管理部門」です。「営業部門」は、販売代理店から寄せられる要望や意見を収集し、商品開発部門へ連携してくれます。「事務部門」は、企画された商品が現在の事務体制で十分に対応可能かを検証してくれます。「運用部門」は、お預かりした保険料を運用して増やすことを前提に“どのくらいの期間があれば運用が可能か”を検討して、保険料の水準を定めます。「収益管理部門」は、商品開発にかかるコストや将来の予想販売件数を基に収支を予測し、現状の財務状況と照らし合わせて商品開発の可否を検証してくれます。
いずれも、それぞれが持つ専門性をフル活用し、最善の商品開発へ向けた協力体制を取ってくれます。

仕事をする上で大切にしていること

当社は、代理店チャネルによる保険販売を専門としており、その中で特に全国の信用金庫をメインの販売代理店としています。そのため、お客さまのニーズのみならず、販売代理店である信用金庫のニーズも大切であり、この点は常に意識しながら商品開発を行っています。
例えば、「窓口や商談場所で、お客さまへ端的に分かりやすく説明ができる商品内容」はニーズに応えるための工夫の一つ。実際に販売を行う際、専門的な内容や難しい組み合わせが入ってしまうと説明に手間取り、結果としてお客さまにも信用金庫で働く方々にも受け入れられない商品になってしまうからです。
また、信用金庫といっても規模はまちまちであるため、預金量が大きい信用金庫しか意識されないケースもあります。そんな中、当社では規模の大小を問わず、どんな信用金庫に対しても広くニーズを調査し、商品開発に活かすよう意識しています。